こんばんは。サラリーマン兼投資家のイトさんです。
ただいま、速報が入って参りました。
米失業保険申請数が過去最大の664万件だそうです。うぎゃ~
米 失業保険申請数 664万件
米労働省が2日、失業保険の新規申請件数は、3月28日までの1週間で664万8千件と発表しました。
失業保険申請件数が過去最大だった前週の330万件から更に2倍急増し、とんでもない数字となっていますね。
新型コロナが発生する前は、1982年10月の69万件が過去最大。
リーマン・ショック後でも2009年3月の66万件が最多。
失業保険申請件数は過去の約10倍と、今回のコロナショックは異質な事態で経済活動に甚大な影響がでていることが伺えますね。
米国では『自宅待機命令』が出されているため経済活動は大幅に制限され、飲食業界は3カ月で500万~700万人が失業する可能性があると言われ、次回発表時はさらなる増加が見込まれます。

感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数にの上っているとのこと。
(27日公表 ロイター/イプソスの世論調査結果)
お国柄というべきか、日本ではこの様な反応にはならないでしょうね。
それは、「レイオフ」という制度があることも一つの要因でしょう。
また、巨額な資金を投入した財政政策による補償があるからです。
失業保険申請数664万件という数字は、株価に織り込まれているのか、それとも悪材料出尽くしとなるのか、私にはまったく分かりません。
だからこそ、積立投資は有効だと考えます。
株価下落時でも積立投資を続ける理由
日経平均株価とNYダウ平均株価の比較
月足のNYダウ平均株価をご覧ください。
1985年から2020年現在までのチャートになります。
途中何度か大きな下落局面はあるものの、
長期で見ると右肩上がりで上昇を続けているのが分かります。

では、何に投資をしても長期であれば上昇するのか?
NYダウ平均株価と日経平均株価のチャートを比較してみましょう。

1985年3月から35年間の比較になります。
NYダウ株価は15.136倍の成長率
日経平均株価は1.314倍の成長率
なんと、その差は13.8倍もの開きがありました。
この結果を見れば一目瞭然、日本株に投資冥利はなく、米国株に投資すべきと判断できます。
積立投資を継続する理由
①積立投資は、下落時ほど「お得」に積み立てられるチャンスです。
それは、基準価額が下がった時ほど「より多くの口数を購入」でき、
「平均買い付け価格を下げられる」と言うメリットがあるからです。
この「口数」の考え方は、スーパーで売っているマグロのパックをイメージすると分かり易いですね。
パックされたマグロは、「100グラムあたり〇〇円」として売られています。
マグロのグラム数辺りの値段は日によって変わります。
投資信託も『口数あたりの値段=基準価額』が日々変動します。
グラム数あたりの値段が下がると、
同じ予算で多いグラム数のマグロを買えるのと同じで、
投資信託も基準価額が下がると、より多くの口数を買うことができます。
よって、平均買い付けの価格を下げるというメリットが得られるのです。
②積立投資をするなら、早ければ早い程有利に働きます
なぜなら、20歳から70歳まで投資を続けた場合、50年という大きな積み重ねによる
「福利効果」が得られるというメリットがあるからです。
単純に計算すると
「20歳の人が、一カ月:3万円の積立を年利率5%とし50年続けた場合」
年間積立金額は毎年、36万円×50年=18,000,000円になり、
これに5%の福利計算を加えると、合計77,249,281円になります。
福利効果で得た利益は、なんと59,249,281円と莫大な金額になっています。
「50歳の人が、一カ月::3万円の積立を年利率5%とし20年続けた場合」
年間積立金額は毎年、36万円×20年=7,200,000円になり、
これに5%の福利計算を加えると、合計12,201,315円になります。
福利効果で得た利益は、なんと5,001,315円です。
やはり、積み立てられる年数が多いほど福利効果が絶大な力を発揮することが分かりますね。
結 論
①「平均買い付け価格を下げられる」、②「福利効果を得られる」という2つもメリットがあるため、
下落時でも積立投資を続けるべきと言えます。
私たち個人投資家は、時間という最強の武器を味方につけることができます。
日々の乱高下する相場に左右され一喜一憂することなく、毎月コツコツ・淡々と自動的に投資をして
れる積立投資は、精神的な負荷もなく最強の投資方法だと言えます。
証券会社は、こちらを↓参考にしてください。
2020年4月2日(木曜) 指標一覧
日本市場一覧
東証一部出来高 16億4426万株
東証一部売買代金(概算) 2兆5703億円
東証REIT指数 1,466.21(-31.85)
豪ドル/円(15:10) 65.35


米指標一覧


毎日確認するべき その他 重要指標
先物手口
モルガンスタンレー、クレディ・スイス、JPモルガン、ゴールドマンサックスの
日経先物とTPOIXの買い越し、売り越しを掲載していきます。
日経先物3月限
「モルガンスタンレー」は950枚、「クレディ・スイス」は333枚、「JPモルガン」は598枚の大量の買い越しとなりました。
「ゴールドマンサックス」は1828枚の大量な売り越しとなりました。
TPOIX3月限
「ゴールドマンサックス」は3324枚、「クレディ・スイス」は544枚、「JPモルガン」は2053枚、「モルガンスタンレー」は1185枚の売り越しとなりました。
先物手口を見て、海外勢が売り・買いなのかしっかりと見て、同じ戦略を真似て、個人投資家の皆様は海外勢の餌にならないようにしましょう。
日経VI
日経VI:50.28から47.78へと下落。
VIは通常20を超えると投資家の不安心理が強い状態といわれており、現在は異例の水準に達しています。
騰落レシオ
騰落レシオ:66.38から64.45へと下落。
値上がり銘柄数:266 値下がり銘柄数:1872
新高値・新安値
新高値銘柄数:3 新安値銘柄数:75
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