こんばんは。サラリーマン兼投資家のイトさんです。
昨日は、NYダウ平均株価がプラス911ドルの3.85%の強い上昇を見せてくれました。新型コロナウイルスのワクチン開発の期待が高まったことが主な理由だそう。経済活動の早期再開と景気回復が望まれますね。
ワクチン開発で注目されている米バイオベンチャー企業のモデルナ(MRNA)。
コロナウイルス・ワクチンのフェーズ1試験で治験に参加した45人全員で抗体を獲得できたと発表され、株価押し上げ要因となりました。
2カ月足らずで株価は約4倍もの上昇を見せています。
モデルナ株価

新型コロナウイルスのワクチン開発で注目されている日本の企業はアンジェス。
アンジェスは3月5日に、新型コロナウイルス向けDNAワクチンの大阪大学との共同開発を発表してから動意づきました。そして、4月1日に「コロナウイルス感染またはコロナウイルス感染に伴う症状の予防または治療ワクチン」を特許庁に出願してから株価は更に上昇して、一時は約5倍増となっています。
アンジェス株価

新型コロナウイルスのワクチンの早期開発が待たれるところです。
日経平均株価は上昇を見せているものの、PERは割高水準、200日移動平均線が目の前にある状況。一度調整があってもいい頃合いだと考えています。
日経平均PER
PERとは、「今の株価が『1株当たりの純利益』の何倍なのか」を示したものです。 (EPS×PER=株価)※EPSは、1株当たりの純利益のことです。
PERが高いと割高、PERが低いと割安として判断される指標です。
一般的にPER15倍を基準に、PERが15倍以上だと割高、PERが15倍以下だと割安と言われます。
4月30日にPER15倍の水準を超え16.07となり、それからたったの2週間程で36.61まで急上昇しています。約10年振りの高水準になっています。

日経平均200日移動平均線
安倍政権が誕生し、2012年から上昇を続けてきた日経平均。
一度も割ることのなかった200日移動平均線は、コロナショックであっさり破られました。
今200日移動平均線である20,800円付近まで戻りつつあります。
約8年程割ることのなかった200日移動平均線を割り込み、簡単にこの水準を超え上昇するのは難しく頭を抑えられる形になるのではと見ています。
さらに、ここ2週間程20,500円近辺では上値が重くなっていることも理由です。
日経平均株価

このまま上昇していくことに違和感を感じているので、リスクヘッジとして日経ダブルインバースを買い増ししました。21,000を下値サポート形成するまでは、しばらく保有しておきます。
最近の相場は方向性がはっきりすると一方的に動きやすいので、損切の判断も迷うことなく潔く行いたいと思います。
指標一覧 2020年5月19日(火曜)
指標一覧 日本市場

日経平均株価

指標一覧 米指標

NYダウ平均株価

重要指標 毎日確認して相場観を養おう
先物手口
モルガンスタンレー、クレディ・スイス、JPモルガン、ゴールドマンサックスの
日経先物とTPOIXの手口の買いと売りの差し引き枚数を掲載していきます。
日経先物6月限
「ゴールドマンサックス」は999枚の買い越しとなりました。
「モルガンスタンレー」は516枚、「JPモルガン」は1,068枚、「クレディ・スイス」は228枚の売り越しとなりました
TPOIX6月限
「クレディ・スイス」は621枚、「ゴールドマンサックス」は1,788枚、「モルガンスタンレー」は1,148枚、「JPモルガン」は1,332枚の買い越しとなりました。
外資系証券会社
日経先物6月限は差し引き:マイナス2,117枚
TOPIX先門6月限差し引き:プラス5,101枚
国内証券会社
日経先物6月限は差し引き:プラス1,849枚
TOPIX先門6月限差し引き:マイナス5,083枚
先物手口を見て、海外勢が売り・買いなのかしっかりと見て、同じ戦略を真似て、個人投資家の皆様は海外勢の餌にならないようにしましょう。
日経VI
日経VI:30.67から28.60へと下落。
VIは通常20を超えると投資家の不安心理が強い状態といわれており、現在は異例の水準に達しています。
騰落レシオ
騰落レシオ:118.08から118.52へと上昇。
値上がり銘柄数:1,678 値下がり銘柄数:426
新高値・新安値
新高値銘柄数:47 新安値銘柄数:2
コメントを残す