こんばんは、サラリーマン兼投資家のイトさんです。
コロナショックで世界同時株安になり、ようやく新型コロナウイルス感染拡大の終息が見え始めたでしょうか。
実体経済は厳しい状況が続くなか、気づいてみると株価は大きく戻していますね。
特にNASDAQはコロナショック前の水準まで戻し、ハイテク株の強さが顕著に表れています。世界規模で事業展開をしている米企業だからでしょう。
さて株価は実体経済を無視しこのまま上昇を続けていくのでしょうか?
正直私には分かりません。
「FRBにも景気の見通しは読めない」と言っています。

FRBですら景気の先行きは読めない状態ですから、株価の動きを予測するのも難しいということです。

記事の中で下記の一文があります。
クラリダ副議長はCNBCのインタビューで「巨大な不確実性」について警告し、「この時期のかじ取りをするに当たり、われわれは適切に謙虚でなければならない」と述べた。
そう株でも、『謙虚でなければならない』と思います。もちろん、時には大胆さも必要ですが。
2番底が来ると言った意見や、いや2番底はこないと言った意見様々あります。
しかしこの先どうなるか本当に分からないんですよね。何故なら、コロナショックは今までに経験したことのない未曾有の経済危機だからです。
ですから、株価がどう動いてもいいような対策が必要です。
今日経平均は半分強戻したところで、20,500円近辺で上値が重い状態。急ピッチで戻した来ただけに、調整があったもいい頃合いかなと程度。
実際、1357日経ダブルインバースでリスクヘッジをしています。

興味深いことに、コロナショックの暴落時に全ての銘柄が下落したわけではなく、その時々の局面においてテーマ銘柄が循環物色されているのです。
1月 『テーマ』:抗ウイルス剤・防塵マスクなど
4364「マナック」:臭素化合物最大手の会社で、抗ウイルス剤に注目があつまり急騰。約半月で750円から2,250円まで上昇。
7963「興研」:防塵・防毒マスク大手。防衛省向け独占。環境改善機器や医療・精密機器等も。約半月で1,500円から4,300円まで上昇。
2月、3月 『テーマ』:通信業、
9437「NTTドコモ」:携帯で国内首位で誰もが知る会社。約1カ月弱で、2,800円から4,300円まで上昇。
3月、「4月 『テーマ』:在宅ワーク・物流・出前・ゲームなど
3900「クラウドワークス」:クラウドソーシングで国内首位級。テレワークの導入で急騰し、約1カ月で600円から1,200円まで上昇。
9326「開通」:Eコマースを展開する顧客企業の配送センター代行業務などを手掛けるIPO銘柄。約1カ月半で1,000円から4,500円まで急騰。
2484「出前館」:飲食店向けの出前仲介サイト「出前館」運営。酒類のネットスーパーや配達代行も。約1カ月で600円から1,600円まで急騰。
7974「任天堂」:ゲーム機メーカー最大手。『あつまれ 動物の森』が人気に。約1カ月で、32,500円から47,500円まで上昇。
等など一部の銘柄の紹介です。
今後、新型コロナウイルスの感染拡大が終息に向かうにつれ、テーマが移り変わり新たな銘柄が物色されていくでしょう。
有力なテーマとして、
- 教育関連
- サイバーセキュリティー関連
- マイナンバー関連株
等は、注目しておくべきテーマと言えます。
幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における臨時休業が実施されてから2カ月程になるでしょうか。その間学校教育は遅れており、子供の学力低下が懸念されています。
中国などではパソコンを使った遠隔事業実施されたこで、日本でも授業のあり方の議論がようやく進もうとしています。今回のコロナショックで今後の学校教育、指導方法の変革のきっかけとなることは間違いありません。
教育関連は今後、息の長いテーマになるでしょう。
注目銘柄として、3933「チエル」を挙げておきたい。学校教育向けICT事業が柱。授業支援システム、情報セキュリティほか、進路支援サービスを手掛けている。
売上高は毎年増加、時価総額は70憶程度とまだまだ成長の余地が伺えます。興味のある方は是非チェックしてみてください。
日経平均など指数は調整があるでしょうが、個別株の循環物色はまだまだ続くでしょう。これから決算発表が本格化するなか、銘柄によって明暗が分かれるのは必至。
個別銘柄を選別できない方は、やはり長期の積立投資がお勧めです。最大のメリットは、一度買付をすればあとは自動で積立投資を継続してくれるところにあります。(定期的な見直しは、必要ではあると思います)
株価が乱高下していても気にする必要はなく、『ストレスフリーな投資法』なのです。
指標一覧 2020年5月11日
指標一覧 日本市場
東証一部出来高 13億5134万株
東証一部売買代金(概算) 2兆2877億円
東証REIT指数 1,573.51(+8.84)
豪ドル/円(15:10) 68.29


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先物手口
モルガンスタンレー、クレディ・スイス、JPモルガン、ゴールドマンサックスの
日経先物とTPOIXの手口の買いと売りの差し引き枚数を掲載していきます。
日経先物6月限
「JPモルガン」は601枚、「モルガンスタンレー」は196枚、「クレディ・スイス」は152枚の買い越しとなりました。
「ゴールドマンサックス」は1438枚の売り越しとなりました。
TPOIX6月限
「JPモルガン」は1265枚、「クレディ・スイス」は782枚、「モルガンスタンレー」は460枚、「ゴールドマンサックス」は400枚の買い越しとなりました。
外資系証券会社
日経先物6月限は差し引き:プラス2075枚
TOPIX先門6月限差し引き:マイナス2041枚
国内証券会社
日経先物6月限は差し引き:プラス1624枚
TOPIX先門6月限差し引き:マイナス1441枚
先物手口を見て、海外勢が売り・買いなのかしっかりと見て、同じ戦略を真似て、個人投資家の皆様は海外勢の餌にならないようにしましょう。
日経VI
日経VI:30.35から28.01へと下落。
日経VIが75の時と比べると落ち着いてきたと言えますが、通常時では20を超えると不安心理が強い状態です。
まだ、28ポイントですから、警戒は必要ですよね。
VIは通常20を超えると投資家の不安心理が強い状態といわれており、現在は異例の水準に達しています。
騰落レシオ
騰落レシオ:107.56から117.64へと上昇。
値上がり銘柄数:1728 値下がり銘柄数:398
新高値・新安値
新高値銘柄数:36 新安値銘柄数:0
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