株式相場に2番底がこない3つの理由 調整は長引く公算

こんばんは。サラリーマン兼投資家のイトさんです。

 

今回のコロナショックは、リーマンショックと比較されやすい。

株価下落率や米VIX(恐怖指数)の跳ね上がり方を比較してみると、いずれも当時に並ぶか、それを超えるような記録にも・記憶にも残る相場となりました。

3月のNYダウ株式市場では初のサーキットブレーカーが発動。過去最大の下げ幅を何度も更新し、サーキットブレーカーを何度も発動する異様な相場が続きました。

たった2カ月前の出来事なのに、その時の衝撃が薄らいでいる自分が怖くなります。それは歴史的な下落相場でもしっかり利益を得られたからですね。

過去の6年間の投資経験を活かすことができたからにほかなりませんね。

 

さて日経新聞の記事のように、2番底はなぜこないのでしょうか?

3つの理由

  1. 下落の理由が明確である
  2. 各国の金融政策、財政政策が大規模で早期対応
  3. 短期で急落し大底をつけた

結論として2番底は来ないが、調整は長引く可能性が高いと考えます。

 

 

リーマンショックとコロナ・ショック

 

リーマンショック

リーマンショックとは:

2008年9月にアメリカの大手投資銀行のリーマンブラザーズが破綻したことで、世界的な金融危機が発生したことを言います。

リーマンショックが起こった主な原因は、サブプライムローンで低賃金の人に住宅ローンをどんどん貸し過ぎて、住宅バブルが崩壊したことです。

2007年からすでにクレジット・バブルの崩壊が始まっており、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破綻したことで市場の大暴落の誘因した形です。

 

コロナ・ショック

コロナ・ショックとは

新型コロナウイルスは、2019年12月に中国の湖北省武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として最初の症例が確認されました。

武漢市内から中国全土に感染が広がり、中国の隠ぺい体質による情報封鎖で、全世界にジワリジワリと拡散する大災害となっています。

2020年1月31日WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、2月11日に世界保健機関(WHO)により、「COVID-19」と正式名称が発表されました。

Corona(コロナ) Virus(ウイルス) Disease(病気)の単語とWHOに報告された「2019年」年の組み合わせとの事。

2020年5月20日時点で世界全体の累計感染者は499万人となる甚大な被害になています。

 

2番底がこない3つの理由

 

①理由が明確である

コロナ・ショックは、ウイルスによる感染拡大による経済損失が原因であり明確。

リーマン・ショックは、2007年から2009年までの2年間にわたる長き暴落は、原因の本質がわかるまでに時間がかかったからなのです。

②各国で大規模な金融政策、財政政策を早期対応

  1. 米FRBは緊急利下げで主要政策金利を事実上のゼロ%に引き下げ
  2. 多額の債券購入プログラムの発表
  3. 総額2兆ドル(約220兆円)規模の経済対策を決め、個人への現金給付も行う
  4. FRBは、総額2兆3千億ドル(約250兆円)の緊急資金供給を決め、
  5. 大企業の社債を7500憶ドル買取、中小企業には6千億ドルの資金を融通する
  6. 日銀はETFの年間購入額を6兆円から倍の12兆円に増額

等他にも様々な政策を打ち出して実行しているからです。

 

③短期間での下落

短期間で未曾有の下落となったため、原因さえ払拭できれば回復も早い

下のチャートを比較すると分かりすい。

リーマンショックは本質的な原因がわからず長い時間をかけて下落し、リーマンブラザーズが破綻が最後のとどめとなる。

コロナ・ショックは原因がわかっているため、短期で下落。

 

2番底はないが、調整はある

 

上記の理由で3月23日につけた安値で大底を入れたと考えることができます。リーマン危機時の09年3月の二番底と今回の3月の底を重ねるほうが適当で、今後は調整を繰り返しながら相場の回復を待つことになるでしょう。

リーマン・ショックでは、約3年11カ月の長い時間をかけて調整することになりました。

今回のコロナショックは、どの位の期間がかかるのでしょうか。

米バンク・オブ・アメリカが19日発表したグローバルファンドマネジャー調査(5月分)結果が、一つの参考になります。

日経新聞電子版より

今後の景気のV字回復を予想した回答者は全体の10%どまり。対して、U字型またはW字型回復を予想した回答者は全体の75%を占めています。

株価は先行して動くことを考慮に入れても、ある程度期間早くても1年はかかるとみています。

ただ新型コロナウイルスの第2波も懸念されており、終息時期によって調整期間が変わることを念頭に入れておきましょう。

 

日経平均のPERは、約10年振りの高水準になっており、そろそろ一旦調整が入ってもいい頃合いではないでしょうか。4月30日にPER15倍の水準を超え16.07となり、それからたったの2週間程で36.61まで急上昇。

PERとは、「今の株価が『1株当たりの純利益』の何倍なのか」を示したものです。  (EPS×PER=株価)※EPSは、1株当たりの純利益のことです。

PERが高いと割高、PERが低いと割安として判断される指標です。

一般的にPER15倍を基準に、PERが15倍以上だと割高、PERが15倍以下だと割安と言われます。

 

日銀は明日、新型コロナウイルス対策せ臨時会合を開催すると発表しています。通常であれば次回は来月15日と16日に開催する予定でした。経営が苦しくなっている中小企業の資金繰りを支えるために、金融機関を通じた新しい資金供給制度が決まる見通しです。

内容次第ではポジティブサプライズとなり株価の上昇要因となりえます。このようにコロナ対策が次々となされるため、大きな下落はなく調整どまりとなるでしょう。

 

指標一覧 2020年5月21日(木曜)

指標一覧 日本市場

東証一部出来高 11億4829万株
東証一部売買代金(概算) 1兆9230億円
東証REIT指数 1,614.62(+4.02)
豪ドル/円(15:10) 70.56

日経平均株価

 

 

指標一覧 米市場

NYダウ平均株価

ラッセル2000

 

重要指標 毎日確認して相場観を養おう

 

先物手口

モルガンスタンレー、クレディ・スイス、JPモルガン、ゴールドマンサックスの

日経先物とTPOIXの手口の買いと売りの差し引き枚数を掲載していきます。

 

日経先物6月限

「モルガンスタンレー」は1,892枚、「JPモルガン」は300枚、「クレディ・スイス」は3,516枚、「ゴールドマンサックス」は493枚の買い越しとなりました。

 

TPOIX6月限

「ゴールドマンサックス」は1,159枚、「JPモルガン」は256枚の買い越しとなりました。

「モルガンスタンレー」は603枚、「クレディ・スイス」は211枚の売り越しとなりました。

 

外資系証券会社

日経先物6月限は差し引き:プラス844枚

TOPIX先門6月限差し引き:マイナス921枚

国内証券会社

日経先物6月限は差し引き:プラス1,589枚

TOPIX先門6月限差し引き:マイナス1,632枚

 

先物手口を見て、海外勢が売り・買いなのかしっかりと見て、同じ戦略を真似て、個人投資家の皆様は海外勢の餌にならないようにしましょう。

 

日経VI

日経VI:27.72から27.15へと下落

 

VIは通常20を超えると投資家の不安心理が強い状態といわれており、現在は異例の水準に達しています。

見事なほど綺麗な右肩下がりになっていますね

騰落レシオ

騰落レシオ:121.38から117.05へと下落

値上がり銘柄数:1,005   値下がり銘柄数:1,058

 

新高値・新安

新高値銘柄数:59  新安値銘柄数:1

 

 

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